2022/11/18
先日、上野の東京都美術館に行ってきました。
ご入居者Fさんの作品が「都展」に2点も入選し
展示されていると耳にしたからです。
「都の西北」
ご自身の学び舎を描かれた作品です。
墨で描かれた独特の作風は異彩を放っていました。
「今年も咲きました」
ご自宅の胡蝶蘭を描かれたものです。
墨と顔彩を融合させた見事な作品です。
2つの作品が色彩・サイズとも調和して並ぶその一角は
清楚な空気に満ちた空間となっており
足を止めて熱心にご覧になる方、カメラを構える方ありで
皆さんの声なき感嘆が伝わってきました。
実は、Fさんのご主人様もお若い頃から絵を描かれており
ご夫妻が描いてこられた作品は数多にのぼります。
お二人とも「単なる趣味です」と謙遜されますが
実際は、はるかにその域を超えるものです。
身近に良き同志、良き理解者がいらっしゃることは
相乗的な強みともなっているのでしょうか。
深く感じ入った次第です。