2024/04/18
桜の花もいよいよ見納めの時期を迎えています。
お花見は平安時代から始まった風習で、
当時は桜の木の下で宴を開き、蹴鞠をしたり歌を詠んだりして
日がなのんびり過ごしたといいます。
その後、慶長三年(1598年)には豊臣秀吉が
京都・醍醐寺で「醍醐の花見」を盛大に催したり
江戸時代になると徳川家光が、奈良吉野山の桜を
上野はじめ各地に植樹するよう命じたりするうちに
各地に桜の名所が次々に誕生していき
やがて「お花見」は誰にとっても
大切な季節行事になっていったのですね。
今宵、当地においても散り行く桜を眺めつつ
皆さまに「お花見御膳」を召し上がっていただきます。
枝の先から顔をのぞかせているつややかな若葉たちに
新緑のパワーをもらいながら、いざ新たな季節へ!